Watchport/H Host 古材の分解2
前回の続きです。
今回は詳細仕様を理解するためデータシートを読みます。
2023年1月時点では、既にメーカからのデータシート提供は終わっているようでしたので、販売代理店?の製品サイトから探しました。
https://www.mouser.com/datasheet/2/111/prd_vs_watchportsensors-794452.pdf
どうやら、この古材はキットの一部品のようです。
データシートに使用例が示されています。(以下抜粋)
なるほど、どうやら温湿度センサをSERVERに接続するための中継器の役目のようです。
WATCHPORT USB CAMERAもあるようです、また別の機会の掃除の時にでも探してみましょう。
データシートが説明しているのは、古材単体ではなくキット全体になっていますので、まずは古材に関係する部分だけ読んでみましょう。
- Power Supply : USB-powered ( no external power supply required )
- Weight : USB Base Unit: 85.05g
- Dimension : USB Base Unit: 8.0cm x 4.45cm x 2.03cm
- Power Consumption : 15mA(normal), 1.0mA(suspend mode)
主に構造仕様と電源・消費電力が書かれています。加えて、
- WATCHPORT MANAGER SOFTWARE* (INCLUDED)
恐らくドライバと管理ソフトウェアがキットに同梱されているようです。
手元にソフトウェアがないので詳しくは分かりませんが、まずは説明を読んでみます。
Centralized device status; Historical data logging; User-defined thresholds; Cell phone, pager, email and onscreen alarms for remote monitoring; Easy integration of multiple sensors without additional software development; Minimizes into system tray to save screen space;
*Free with Watchport sensors as courtesy for customers. Watchport Manager Software is use-as-is.
んーーー、読んでも分かりません。実際に見てみることにします。
既にキットとして保管されていないため、また掃除して探してみます。
データシートには、古材の先に接続されると思われるセンサ仕様も書かれています。
- 相対湿度と温度を計測
- 温度補償された湿度計測
- 計測閾値で警報設定可能
- アスキーコマンド操作
- 温度精度
- +/-2℃(-40~-10℃)
- +/-0.5℃(-10~+85℃)
- 湿度精度
- +/-5%(0~90%)
- +/-8%(90%超)
- 湿度安定度
- +/-1%(typical、50%)
- 5年間
精度は一般的な室内温湿度計といった感じでしょうか。
厳密な環境計測には使えないでしょう。
今日はここまで。
次回はエレキに戻ります。